このたびは本当にお世話をおかけいたしました。
汗だくの制服を洗わず出すことが本当に心苦しくおりましたが、お気遣い頂戴して幾分か楽になりました。
無事に直った旨息子に先ほど電話しましたら、大変喜んでおり皆様へ感謝の気持ちを述べておりました。
受験を乗り越え、合格し、袖を通すことを許された念願の制服を夏服に着替えた途端まさかの1ヶ月で破いてしまうというのは本人にとっても大変辛いことでした。
今は、制服が帰ってくることを心から楽しみにしているようです。
皆様の心温まるお仕事に、救われた中学生がいた事をどうか心の片隅にでも覚えていてくださると嬉しいです。
戻りましたら洗ってすぐ送ります。
本当にありがとうございます。
また、もしもの時は必ずよろしくお願い申し上げます。
洋服の病院 担当者からの返信
大変ご丁寧なお返事に大変恐縮しております。
小社にお持ち込みされるお直しはそれにまつわるストーリー、バックグラウンドを抱えたものが大変多く、困ってしまった末に藁をもすがる思いで依頼されます。
ちゃんとしたお直しが出来てこそですが、感謝されるお言葉があるからこそ私たちのような職人は頑張れるといいますか、次への励みやモチベーションとなっております。
今回のように洋服が破れてしまったとしても、またリカバリすることが出来るということが経験出来たことも今後の良い経験になったのではないかなと思います。
そういうことで物に対して愛着が湧いたり、また大事にしようという気持ちを体験できたとことも大事だと考えております。
お直しさせていただきありがとうございました。
お大事にー☆
2019/10/06 (日)